通夜振る舞いを知らない
数日前、ネットで「ごんぎつね」と「葬儀」というワードをちょくちょく見かけたのでなんだろう?と思って、今日調べてみました。
小学校の国語の授業で新美南吉の「ごんぎつね」を読んで、兵十が母親の葬儀の準備をしている時、台所をのぞいた狐のごんは火にかけられた鍋を見ます。この時鍋で何を煮ていたのでしょうか?という先生の問いに、生徒が「お母さんをお鍋で煮て消毒してる」とか「お母さんを煮て溶かしている」と答えたという話題でした。
それについて「葬儀に集まる人へ振る舞う料理を自分で作る昔の風習」を知らないからだとか、子どもの想像力の欠如だとか、いろいろ言われてたようです。
まあ、確かにぶっ飛んだ回答ではありますが、子どもの想像力が欠如している!というのは昔から子どもはよく言われていることなので、あまり気にしないけど、「葬儀に集まる人へ振る舞う料理を自分で作る昔の風習」ってのは、大人でも知らない人は多いのではないかな?
わたくしも結婚したばかりの26年くらい前、夫の親戚(ちょっと田舎)では家で通夜振る舞いを作りました。
わたくしが住んでたところでは、30年前ぐらいとはいえ、葬祭場で通夜、葬儀を行うことが一般的でしたし、わたくしの父の葬儀は家で行ったのですが、通夜振る舞いなどは用意しなかったですもんね。(葬祭場では料理を用意されてることもあったけど、ほんと身内だけって感じでした)
葬儀会社の言われるままに
今は葬儀のことは本当によくわからないし、ほとんど葬儀社にお願いしています。
気がついたら、葬儀社の人に勧められるまま契約してしまい、後から高額な請求にびっくりしたという話をよく聞きます。
義母の葬儀の場合、生前に葬儀社の24万の会員プランに入っていました。
会員に入っていれば、亡くなった後すぐ車で迎えに来てもらえて、祭壇、棺、車代、会館使用料がついているというので、後の追加の支払は数十万円ぐらいで済むのではないかと考えていました。
しかし、結局追加料金が75万円もかかってしまいました。
何も言わないと葬儀会社につけ込まれるので、事前にどれくらい料金がかかるのか調べておくことは大事だと思います。
そして事前に会員などにならなくても全然大丈夫です。
飾りの花も少しでいいし。(花は高い!)
大事なのは残された家族がしっかりと故人とお別れができること。
子どもさんとアルバムを見ながら故人のことをお話しすることが1番の供養だし、それこそ子どもの想像力や感情が豊かになりますよね。
何の話をしてたのかわからなくなってしまいましたが、とにかく通夜振る舞いを作るのは大変よ、まじで。
では!
義母の葬儀について↓
葬儀会社の会員になっていても追加料金はもっとかかる! - リウのくらしの絵日記
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