NHKのニュースで「ダークパターン」についての話がありました。
「ダークパターン」とは「消費者が気付かない間に不利な判断・意思決定をしてしまうような誘導する仕組みのWEBデザインなどを指す」もの。
価格の安い商品を注文しようと入力を進めていたら最後の方に小さく高額な送料が提示されていたり、タイムセールと称してカウントダウンタイマーを表示して購買意欲を煽ったり、商品注文時チェックボックスを外さないと関連メールが大量に届いたり、というのがありますよね。
あれです!
うちの母もサプリメントのお試しで初回限定500円というのを注文したら、振り込み用紙の下の方に小さく次回は通常価格1980円が定期的に送られてくるという旨が書かれていました。
高齢者は小さな注意書きを見落としたり、システムをよく理解できないのですよ。
これもダークパターンです。
ショッピングや音楽などの分野でダウンロード数の多い200のアプリを調べたら、93%のアプリでダークパターンが使われていたそう。
ニュース内で言われていた「間違えて押してくれたらラッキー」という運営側の考えはネットでは当たり前のことで、もう「常識」なのですね。
そういう考えって自分からすると「悪意」じゃん!って思うけど、いろんなマーケティングや人の心理を考えた買わせるためのテクニックを駆使することがお店(ネット)では大正解なんですよね。
これがネットショッピングだと納得すればいいんだけど、ちょっとモやります。
やっぱ正直誠実な対面販売っていいですよね...
欧米では「ダークパターンを使って得た同意は無効」とか「プラットフォーマー(日本でいえばアマゾンなどのショッピングサイト)はダークサイトを使用してはいけない」という法律ができているそうです。
日本はこういう法律は当分できないと思うので、自分が自衛しないといけません。
ダークパターンは心理や行動パターンを利用し論理的な行動をさせないようにするものです。
そのことを知って落ち着いて「ダークパターン」を避ける方法を身につけることが大事ですね。
特に高齢の親御さんだけで暮らしてる場合、時々郵便物をチェックして通販の請求書が来てないかチェックしてみてくださいね。
では!
高齢者は注意!初回限定価格のサプリについて「もやっ」とくる - リウのくらしの絵日記