NHKのテレビで日本全国で「水道管の老朽化」が問題になっているというのを観ました。
水道管が設置されて4、50年経つものが多く、ここ10年で一気に深刻化しているとのこと。
そのため水道料金が値上げされたりしてるところもありますが、人手不足、収入減のため更新がなかなか進まないそうです。
そして何故今まで更新が進んでなかった理由は、水道管が埋設された50年くらい前は未来への更新を想定されていなかったということ。
当時の図面や部品がなかったりするので、なかなか更新作業を進めるのは難しいそうです。
50年前といえばわたくしが生まれた昭和40年代くらいでしょう。
あの頃は経済は右肩上がり。
戦後の復興からめざましい発展を続けた日本。
新しいものを作ったり、水道が通ってなかった所に水道管を作ったりすることは頭にあるけど、50年後のことなんて考えもしないですよね。
老朽化するなんて40年50年ずっと先のことだと思ってたのでしょう。
なんだかこの水道管と自分を思わず重ねて考えてしまいました。
自分も実感していますが50年ってあっという間です。
若さがあって気力も元気も満載の頃なんて「老い」なんてこれっぽっちも頭をよぎりません。
なので、今自分自身も老後のことを考えて、お金のことをしっかり考えて蓄えておくんだったと思いますもんね。
老朽化問題は水道管だけでなく、道路や信号機など多岐に渡ってるそう。
次の世代が安心安全に暮らせる世の中をなんとか残していきたいです。
では!