外出から戻ってきた時マンションの入り口で、同じ階に住む年配のご夫婦に会いました。
どこかへお出かけかな?と思って聞くと、ちょうどデイサービスから帰ってきたところだったそう。
最近デイサービスに行くようになったんですって。
ご夫婦は80代の奥様と10歳年上の90代のご主人。
お二人とも杖を使っていらっしゃいますが、奥様はにこやかで元気、ご主人はヨボヨボで無口な方です。
一緒にエレベーターに乗ったら奥様が「おたくのお義母さん、何歳で亡くなられたっけ?」って聞いてきました。
「たしか84ぐらいだったかなあ...」「まあ!そうなのね!私は86でこの人(ご主人)なんかねえ、もう90いくつなのよ!まったくねえいつまで...」
まったくいつまでって、いつまで生きるの?「ご主人」ってことですよね。
思わず心の中で爆笑してしまいましたが、いやあお気持ちはわかります。
前お会いした時も毎日ご主人のお昼ご飯を用意するのが大変って言われてましたし。
「私、まだ主婦やってんのよ!」って笑ってましたけど「いつまで人のためにご飯作らないかんと?」って気持ちなんだと思います。
ご主人がデイサービスに行ってくれればいいんだろうけどと思ってたんですが、やっと行くようになったかと思えば夫婦二人で、しかも半日。(たぶんお昼は食べてなさそう)
ご主人が一人、夕方までデイサービスに行ってくれれば奥様はほっとするんだろうけど、きっとデイサービスも一人で行くのもご主人相当嫌がったんだろうなあ。
この年代はお弁当やレンチンも嫌がるから、ほんと奥様大変ですよね。
仕事にも定年があるのだから、主婦にも定年があって当然です。
ご主人がデイサービスや一人で行くことに慣れるよう願っていますが、難しいでしょうね。
わたくしも1日も早く夫に自分のご飯は自分でできるよう、やっていきたいと思います。
では!