知り合いの話ですが、旦那さんのところに離れて暮らすお母さんから「喉大丈夫?手術するのにお金かかるって言ってたけど、そんなにひどいの?」との電話が。
息子を名乗る人物から喉がおかしくて病院に行ったけど、緊急に手術することになったからお金を50万くらい用意して欲しい。自分は病院にいるから後で知人が取りに来る、と話していたそう。
お母さんはもうびっくりして早く用意しなくちゃ!と一瞬慌てたけど、思い直して息子さんに電話をかけて詐欺だったことが分かったのです。(結局誰も来なかったそう)
お母さん、自分だけで判断せず息子さんに確認を取ったのがよかったですね。
しかし、毎日のように詐欺の話は聞くけど、電話による詐欺って全く減らないんですね。
2022年の特殊詐欺による被害額って370億円だそう。驚愕!
(特殊詐欺とは被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼させて、指定した預貯金口座へ振り込ませるなどして、現金などをだまし取る犯罪の総称)
2日前ぐらいには、80代の女性が電話で介護施設の入居権をめぐって6700万円を宅配便で送ってしまい騙し取られたんですって。
なかなか減らない電話詐欺に騙されないためには、
・電話は留守電にして、絶対出ない
・すぐに振り込まない
・家族、または警察に相談
・ATMの利用限度額を下げる
ということが大事です。
しかし、高齢者って「留守電にするとかけてくる人に失礼」とか「自分は騙されん」とかちっとも言うことを聞かない。
ATMの利用限度額を引き下げるって言ったって、お金を家の金庫に入れてるんだったらどうしようもないです。(6700万円、宅配で送っちゃうし)
そりゃ詐欺グループは高齢者を狙い続けるのは仕方ないような気もします。(悪いのは詐欺グループです!)
親が嫌がったり怒ったりしても「とにかく電話には出るな!」って言い続けないといけませんね。
そう言う自分もネットによる詐欺に注意しなくては!
では!