前回の記事でお隣の庭木の落ち葉問題について書いたのですけど、ご近所との付き合い方はいろいろ難しいものがありますね。
数年前、まだ母が家に一人暮らししていた頃の話です。
夜中に実家の天井裏に猫が入ってきてトントン足音がするから隣の家に注意して欲しいと母が訴えてきました。
猫を飼っているお宅は周辺では隣の家(5、6年前に引っ越してきた)しかないので、たぶんそこの猫だとは思うのですが、はっきりした証拠はありませんので、なかなか言いにくいです。
大工さんに天井の隙間を塞いでもらったりという対処をしてもらおうと話すけど、母はどうしても隣に苦情を言いたいと言って聞かないのです。
連日の母の文句の攻撃に負け、仕方なくわたくしが手紙を書くことにしました。
手紙は「お宅の猫ちゃんではないかもしれませんが」とか「こちらも十分気を付けますので」とか「できたら夜外に猫ちゃんが出ないようにしていただけたら」とか「幸いです」みたいにとても平身低頭で書いたのです。(郵便受けに入れた)
母はとても満足してました。
後日そこのご主人と母が偶然会った時「うちの猫ではない」「証拠があるなら出して欲しい」みたいなことを言われたそうで、母は大変立腹しておりました。
そりゃそう言いますよね。
だって証拠はないんですもの。
隣とは全くお付き合いはなかったので、こういうお願いを聞き入れてもらうのって非常に難しいですよね。
挨拶を交わしたり、立ち話をしたり、お裾分けをしあったりするような関係ができてると話しやすいんでしょうけど。
なので、コミュニケーションが全く取れてない隣人なら、命の危険があるような事態じゃない限り何も言わないことがベストだと思いました。
隣人とはなるべく距離を保ってお付き合いをするのが、現代の近所付き合いのコツなのだろうなあとしみじみ思いました。
うちのマンションの人たちとは良好な関係なのでよかったです。
では!