今年の夏は(まだまだ暑い日が続いていますが)、我慢しすぎて熱中症になったりなりかけたりで非常に危険な日々でした。
どうしても「これくらいの暑さなら我慢できる」とか「クーラーつけると電気代がもったいないので、午前中は頑張ろう」とか、もう無意識のうちに「我慢しよう」と思ってしまうところがわたくしの悪い癖。
このような意識の持ち主って「我慢、努力、苦労依存症」って言うんですって。
何かをやり遂げる時、我慢や苦労をして達成する方が、より脳内報酬(ドーパミン)が出るそうな。
登山やマラソンが好きな人がいる理由はそれなのですね。
自分が我慢や苦労をするのって脳内報酬を得るためだったと思うと、なんかわかるような気がします。
特に昭和の人間って我慢や努力は美徳とされてきましたしね。
小さい頃はずいぶん「我慢が足りない」って叱られたものです。
でも登山やマラソンなどのスポーツ以外の仕事や生活では、大事なのは結果です。
努力しようが楽しようが結果が同じなら楽した方が正解なのです。
「努力や苦労をせずに、楽して結果を出すなんてずるい!」という人もいますが、そういうことをいう人は結果よりも苦労や努力が尊いと思ってしまっているのです。
それに努力や苦労には「愛」「想い」という心の言葉が付随してしまいがちなので、余計ややこしくなりますよね。
「我慢、努力、苦労依存症」のわたくしは、心の中では我慢しないと思ってるのに、ついつい我慢をしてしまってたけど、この年齢になると「命の危険」を感じてしまうようになりました。
さすがに「我慢や努力より楽をすること!」と思ってきたけど「我慢や努力より命が大事!」と思わないといけませんね。
本当に真剣にこれからは「命のために我慢、努力をしない方法を探す!」をやっていきます!
では!