怒り心頭
この間、ブログで実家の母がすごいわたくしに怒ってくる、っていうグチを書いたんですが、先日もありました。
白内障の手術のため事前に検査とか点眼薬をさしたりとかの作業があって、母が混乱していたのはわかるんです。
わたくしが実家に行けない日が何日かあって電話でいろいろ確認すると、忘れたり勘違いしてることがありました。
「そうじゃないよ」って言うと怒って「あんた、おかしいんじゃないの?あんたがこうしなさいって言うからやってるのに、電話をかけてくるたびに違うことを言ってくるし。こっちは混乱するよ!ちゃんとして!」って怒鳴られました。
今、言った言葉をそのままあなたに返したいんですけど!、なんでわたくしが口に出さない言葉を言う?ってなって、悔しくて電話を切ったあと泣いてしまいました。
怒りは防衛反応
よく「大愚和尚の一問一答」ってYouTubeを観てるのですが、「怒り」に関する動画で「どのようにしたら怒らないようになれるか」という質問に答えていらっしゃいました。
結論から言うと、怒らないようになることってなかなかできないそうです。
たしかにそこまで達観できる人ってそんないませんよね。
「怒り」は突然飛んできたボールを反射的に避けたり、身をすくめたりするのと同じ防衛反応と同じなのです。
それで誰かから侵害されたと感じると、それを反射的に防ごうとするのが「怒り」なんですね。
自分をめがけて飛んでくるボールに気付いても、それを避けることもせず「さあどうぞ♪」って即座に思うことが無理なのと同じで、怒りって当然の感情なんです。
でも怒りではらわたが煮え繰り返ったり、泣いたり、心臓がバクバクしたりといったことが続くのはしんどいです。
怒ってる自分を内観する
どうしたらいいか?
自分が怒っている、怒って涙が出ている、といった状況を意識的に眺める、つまり内観することが大事だそうです。
こういうことで怒ってるんだ、体が怒りで震えるんだ、そういうことをもう一人の自分が見つめる。
これを繰り返していくうちに、怒りは消えないけど、怒ってもすぐに元の位置に戻ってこれるようになるのですって。
これをすればすぐになくなる!じゃなく内観するうちにだんだんと、という感じだそうです。
最後に
なんか修行はまだまだ続くよ、っていうわけなんですねえ。
しんどいなあ。
なので、「あー!腹たつ!」って大声で叫んで、それを「怒っとる、怒っとる」ともう一人のわたくしが内観するわけで、このブログでグチることはまだまだ続きそうです。
すみませぬ・・・
今回も読んでくださってありがとうございます。
では!
↓母に怒って、そのあと大愚和尚のYouTubeを観てるパターン多し・・・汗