施設に入所している母の面会に行ってきました。
以前に比べてお喋りが減りました。
何か喋りたいのだろうけど、言葉が出てこない感じです。
しかし機嫌はいつもいいです。
面会に行っていつものように車でちょっと外出して戻ってきました。
玄関で靴を履き替えさせてる時に、母はまじまじとわたくしを見て、思い詰めたように「あんたなんかかわいそうやね」と言うのです。
わたくしはすかさず「かわいそうじゃなく、『かわいい』でしょ!」と言って、母も施設の人も笑っていました。
でも帰りの車の中でその母の言葉を考えていました。
いつも面会に行く時は、おしゃれが好きだった母が喜ぶように、ちょっとよそ行きの格好をしていくのですが、今回は朝からバタバタしていて、ジーンズにTシャツ、それにカーディガンを羽織っただけの装いだったのです。
そして髪はそろそろ切らなきゃと思ってるところに、強風に煽られてのボサボサヘアー。
ひょっとしたらこのみすぼらしい格好を見て、思わず「かわいそう」って本気で言葉が出たのかも。
介護度が要介護3の母がそこまで感じられるかは不確かですが、見た目の良し悪しってまだ判断できると思うんですよね。
この日のわたくしの格好が「かわいそう」だったのはあながち間違いではなかったかも。
アラカンはどんな時も相手の心が明るくなるような格好をしなくてはと反省。
まあいつもの自分の考えすぎかもしれないんですけどね。
では!