新年度、「コミュニケーション」についていろいろ悩まされる季節でもあります。
「コミュニケーションに自信ありますか?」
NHKの朝のニュースでエッセイストの阿川佐和子さんのコミュニケーションの極意についてのインタビューがありました。
雑誌で著名人にインタビューする連載を30年担当し、これまで1400人以上とお話しておられる阿川さん。
なんと自分は人見知りで、インタビューは天職じゃないし、そんなに好きではないとおっしゃられます。
阿川さん曰く、今は誰しもどうコニュニケーションをとっていったらいいか悩んでいて、時代は赤の他人とコミュニケーションを取らない方へと向かっているそうです。
それは
スマホに頼ると人生全部解決するという方向に向かっている
からではないかと。
たしかにスマホがあれば、知らない人とコミュニケーションを取る能力を磨く機会を得るのは難しい。
阿川さんは解決する方法として「道は人に聞くという法律を作ったらいいんじゃないかしら」と言われます。
道を訪ねる機会が増えれば、どういう人に、どういう風に話しかければいいだろうとたくさん考えたり、冷たくかわされたとか、とても親切に対応してもらったなどの経験値が上がります。
経験を積めば、初めての人とのコミュニケーションもずいぶん楽になるでしょう。
スマホって本当に便利で、一人で全部とは言わないまでも、大抵のことが解決してしまいますものね。
でも、決して人は一人では生きていけないし、大切なことは一人では解決しないことがほとんどです。
このインタビューを観て、自分もあまりにもスマホに頼りっきりになっています。
この生活を改めて、人にどんどん聞いていくようにしたいな。
おばちゃんは図々しいというのが定番なので、たぶんハードルは低いはず。
この年齢でなんだけど、コミュニケーション能力を高めていきたいと思うのであります。
では!