NHKの地方局のテレビ番組で「鋼メンタルの極意」というのを観ました。
現代のヤングの多くはメンタルが弱くて、触ると崩れてしまうようなその精神を「豆腐メンタル」と呼んでいるそう。
なので、鋼のようなメンタルを持つ達人に、その極意を紹介してもらうという番組でした。
でもヤングがメンタル弱いのはわかります。
わたくしだって、今は老化でいろんな神経が死んでしまって繊細さが無くなり、図々しさが幅を効かせるようになったけど、ヤングの頃はメンタルヨワヨワでした。
メンタルがやられると聞くと一番に頭に浮かぶのは「クレーム対応」。
お客様相談の電話オペレーターをされてる女性の達人の鋼メンタルの極意が、電話は「クレームは”自分”でなく”会社”に向けられてる」ということを理解することだそうです。
若い人はお客様から発せられた言葉をスポンジのように自分ごととして全て受け取ってしまうけど、達人は「たわし」で受け止めているとのこと。(ほとんど、ざーって流れてしまうってことですね)
たしかに電話は言葉を直接一人で受け止めるので、どうしても自分が責められてるように感じます。
病みますよね。
本当は、へー、そうだったんですね。大変でしたねえ。でもそれは私じゃなくて会社の責任なんですよね。会社に伝えておきますね、という精神で対応しなくてはいけなかったんです。
クレーム対応だけでなく、他の場面でも自分を責めてしまいがちになるのですが、こういうタイプって結構多いのではないでしょうか?
あまりにも世の中のあらゆることを「自分が悪い」と思ってしまう。
「自己責任」「責任感を持て」などという教育のしすぎなのかな?
よくわかんないですけど。
自分を責めるようなクセはできるだけ早いうちに止めたいですね。
では!