記念メダルを純金と偽って、タンス預金の93万円を騙し取られたっていうニュース。
てっきり被害者は高齢者かと思ったら、被害者も加害者も両方「小学5年生」。
小学生が100万近くのお金を持っていると話したのを聞いて、騙し取ろうとしたようだけど「金は将来的に価値が上がる」なんてセリフを知ってるのが現代っ子です。
自分が小学生の頃なんて、お年玉を郵便局の通帳に預けておくぐらいしか、金融知識はなかったですもんね。
「将来」といえば、サッカー選手やお花屋さん、ゲームクリエーターなら想像できて、なりたいなあって思うでしょう。
「将来的に価値が上がる」とか、小学生が「将来の価値」なんて実態がないものを信じるところもすごいです。
だって「勉強したら将来役に立つ」って言われても、小学生にとっては「何?それ?意味わからん」ってもので、コレクションしたり、人に見せびらかしたり、お腹一杯になったりする「今ここ」ってものの方が大切だと思うんです。
「将来の価値」なんて考えるのは大人だけが考えると思ってたんですけどね。
今の小学生は早熟なのかな?
でも被害にあった小学生は、お金をもっと増やしてご両親に大きなプレゼントをしたいという気持ちがあったのではないかな。
そう考えると、優しいし、子どもらしいと言えるかも。
わたくしも、アラカンに近づいてきて将来がだんだん短くなってきています。
「将来の価値」なんて考えずに、子どものように「今」の価値を考えて生きていきたいですね。
そして被害にあった小学生も高齢者も、タンス預金は良くないと思うぞ。
では!