前にブログで、母が認知症になって施設に入ってしまったことについては思ったほど寂しさを感じなかったけど、一緒に昔話ができる人がいないと思うと寂しいって書きました。
昔話っていっても、(私が)小さい頃、長崎県の五島に行ったこととか、団地に住んでいた〇〇ちゃんのこととか、他愛もないことなんです。
でももうその記憶を共有する人がいないって、こんなに寂しいことなんだ、と改めて気がつきました。
なので、昔あったデパートの屋上の遊園地とか、野球場で食べたおうどんのことなど、その記憶がある人(主に夫ですが)とのお喋りはとても楽しいものです。
なんで昔の話をするのってこんなに楽しいんでしょうね。
高齢者が何度も同じ昔話を何度も話すのを「もう100回は聞いとう!」って思ってしまってたけど、今はすこーしその気持ちはわかるようになりました。
昔は若さで心も体もピチピチしていて、とにかく体験すること全て楽しかったんですよ。
いや、子どもだったから知らないことだらけで、やることなすことが全部初めてだったから楽しかったのかな。
そうかーだったら年老いていくこの先、何か今までやったことないことばかりすれば、めっちゃ楽しくなるかもしれないということか!?
でも高齢になると今までの経験や知識が邪魔して「そんなことは無理だ」「損するぞ!」なんて考えが行動を止めてしまうんでしょうね。
そしてついつい昔話や若い頃の自慢話ばかりしてしまう。
昔話は夫や同世代の友人とだけにして、ヤングには話さないよう気をつけなくちゃ。
高齢者の話も聞いた話でも初めてのように聞いてあげよう。(できるだけ)
そして新しいことに興味を持って、何かしらチャレンジしていきたいな。
では!