またまた実家の片付けをしていた時のお話です。
棚の上にいろいろ重ねてる紙類の中から2018年の月めくりのカレンダーが出てきました。
電話を置いてる棚の前の壁に貼って、母がスケジュールを書き込んでいたものです。
カレンダーに書かれた1ヶ月のスケジュールはほとんど予定が埋まっていました。
6年前、こんなに活動的だったんだとびっくり。
2018年はちょうどコロナ前です。
コロナで母は外出することがめっきり減ってしまいました。
ついついコロナが無ければ認知症にならなかったかなあとか、自分がもう少し気をつけて外に連れ出せばよかったのかなあとか、ぐるぐる思ってしまいます。
まあ、そんなネガティブな感情に思いを馳せるのは少しの時間だけなんですけどね。
「6年ぐらいでこんなに変わるんだ!」って驚いてしまいますが、赤ちゃんが小学生になるくらいの年数ですから、大きな変化があるのは当然といえば当然。
小学生から中学生、大学生、社会人、結婚して子どもが生まれる、ってとこまでの変化は、いちいち心底驚きます。
それ以降の変化(老化)はとってもじわじわなので、人が5、6年でもすごく変わるということをすっかり忘れていました。
今さら気がついたのですが、高齢になると変化のスピードは子ども並みになるのですね。
そしてそこは「成長と老化」という大きな違いが。
子どものその時の可愛さって、ほんとにその時その瞬間だけだし、またその先の成長も楽しみになります。
なので、同じ年齢の変化を遂げる高齢者もその年齢のその時だけの若さを楽しみたいし、その先の老化も「わあ!こんな体が弱くなるんだあ」って驚きながら楽しむ気持ちで過ごしていきたいものです。
楽しめるのか!?
年取って派手な服が似合うようになったからヒョウ柄着ようかしらとか、記憶力が弱くなって嫌なことがあってもすぐ忘れちゃうからラッキーとか...
では!