わたくしが使っているはてなブログにはタイトルをAIが考えてくれるシステムがあります。
とても便利なので時々使っているのですが、たまに内容と合わないタイトルを提案されることもあります。
先日の餃子がフライパンにくっついて、心がポキっと折れた話を書いた時は「フライパンが折れた」「フライパンがポキっと折れて手作りを諦める」って、ポキっと折れたのが心であるということを認識してないようなんですよね。
まあ、認識されないような稚拙な文章だからかもしれませんが、おそらくAIは心がポキっと折れるものとは思ってないのでしょうね。
ふふっ、所詮AIに人間の心なんて理解できないのですよ、永遠に...
まあそれは置いといて「心が折れる」という言葉は、近年になってスポーツ選手が多用して広まったというのをご存知ですか?
現在使われている「心が折れる」の意味は「心の支えを失い意欲がなくなる。障害にぶつかってくじける」ですが、本来は「気持ちや考えがそちらに向かう。また、気持ちが弱る」という意味の「心折れる」から転じた言葉だそうです。
その「心が折れる」という表現は女子プロレスラー、柔道家の神取忍さんが自叙伝で使って、それが気持ちが落ち込む際の表現として広く大衆に受け入れられ、後年には国語辞典にも載る言葉となったんですって。
「心が折れる」ってほんと心の支えがなくなって再起不能っていう感じがよく出てて、これ以上表現しようがない言葉ですよね。
言葉は生き物なので、変化してくんですね。
とっても面白いと思いました。
でも昔からの言葉もちゃんと使いこなせるようになっておきたいものです。
では!