物価高や加齢による服選びが難しくなった還暦間近のわたくしが、服選びについてハッとさせられたことがありまして。(そんな大したことではないんですけどね)
久しぶりに帰省した娘と車で買い物に行っての帰り道。
いろいろ話をしていて、ふと娘が「そのコートお母さんのチョイス?」と聞いてきました。
その日に着ていたのは、夫がジモティーかなにかで商品のやり取りをしていて、相手の方から「これ要ります?」ってもらった女性モノのコート。
わたくしが着るもしれないと思ってもらったそう(もし着なければ転売すればいいし)。
ポリエステル生地の綿が入ったキルティングで、ファーが縁取りされたフードがついた腰までの長さの黒いコートです。
1万円の福袋に入ってるような、大手スーパーの婦人服売り場にたくさん吊り下げられてるような、普通だったらわたくしが選ばないタイプ。
Lサイズでちょっと大きめだったけど、黒い色だし、特に凝ったデザインでもないので着やすいし、近所のスーパーに行く時にサッと羽織れて便利そうなので、使うことにしたのです。
そしたら娘が「あーよかった!お母さんが選んだんじゃないんだ。もしこれをお母さんが選んだんだったら、まじでヤバイと思ったよ」と言うのです。
わたくしは全く自覚してなかったけど、娘曰くこれまでのわたくしの服選びは高い安いは関係なく「自分が好きかどうか」が一貫して、ちゃんとあるのだそう。
それでわたくしが絶対選ばないタイプの服を着てるのがとても違和感があって「ボケかけてきてるのかも」と思ったんですって。
服にはちゃんとその人が好きで選んでるとかいうことが現れるんですかね?
ほんとそれは考えたことなかった。
最近、服については「なんでもいいや」っていう気持ちが少しあったかも。
ちょっと気を引き締めて選ばないといけません。
やっぱ服って面白いなあって思い直しました。
では!