わたくしの住んでいるところは、市の中心からずいぶん離れていますが、その割には交通の便がいいのです。
しかし中心部以外のところに出かけることも多いので、車をよく運転しています。
還暦前になって、そろそろ車の運転をいつまでするかを考えるようになりました。
それで時々「公共の交通機関を使って出かけてみる」というのを運動と頭の体操も兼ねてやっています。
電車の階段の上り下りや、バス停から目的地までの歩行など、結構運動になります。
そして、どのようなコースを行った方が時間が早いのか、運賃が安いのかと考えるのも頭を使うのでいいと思います。
途中でいつも行かないスーパーに寄ったり、新しいお店を見つけたりと発見もあるのも楽しいです。
先日、公共の交通機関の便が悪くて、いつも車で30分かけて行くところへ「よし!今日は電車とバスを乗り継いで行ってみよう!」と出かけてみました。
たしかに運動にはなったし頭も使ったけど、行きは1時間30分はかかって、帰りはバスが早めに目の前を通り過ぎてしまい、2時間もかかってしまいました。
車で往復1時間が3時間半もかかってしまった!
1日のうちの2時間半のロスは大きい。
バスや電車に慣れてる人なら、なんてことないのでしょうけど、もう車生活がすっかり体に馴染んでしまった身には、この時間差が辛かったです。
その一方で、この2時間半の時間を本を読んだり、勉強したり、メモをしたり、何かを考えたり、何もしなくても時間の経過を楽しんだりしてる人もいるのです。
2時間半と字面でみると貴重!と感じるけど、スマホやテレビをだらだら視聴してる時間ってそれ以上です。
時間の効率ばかりで、使い方をちゃんと考えてない自分。
時間の本当の有意義な使い方ってなんだろうなあと考えたりしてしまいました。
まあやっぱ、車って便利、車ってありがたいのは確かです。
車はまだまだ手放せないなあ。
てか、自動運転の技術が進んだらいいのにね。
では!