認知症やその疑いがある人の行方不明者が、去年はのべ1万8000人を超えたそうです。(この10年で倍増、そしてこの人数の中にうちの母が含まれている汗)
行方不明者の9割ぐらいは発見されるそうですが、行方がわからないままの人が毎年100人を超え、死亡して見つかる人が去年は491人。
行方不明になる方の多くが、軽度な認知症だったり、まだ認定を受けていない、軽症の方なんですって。
出かける時は良いけど、歩いているうちに目的地や家に帰る道が分からなくなってしまうケースが多いそうです。
そして足腰はしっかりしてるから、余計に歩き回って遠くに行ってしまうんですよね。
たしかにうちの母も去年行方不明になった時は、足腰はしっかりしているし、ギリ近所のスーパーに行ける感じでした。
全国でも行方不明者の多い神奈川県、そこの警察本部では毎日県内54の警察署から行方不明の情報が寄せられていて、町中で保護される認知症の行方不明者が2週間で391件。
こんなにたくさんの認知症の行方不明者が発生して、こんなに多くの警察の方が奔走されてるなんて驚きました!
行方不明になって、側溝のところで亡くなってしまっていた女性の家族は、少し前から認知症の疑いを感じていたけど、まだ大丈夫だろうと相談や認定などを行っていなかったことをとても悔やんでおられました。
わたくしも、母が買い物の支払い方がよく分からなくなってるのに、勝手に出かけようとするのを心配して「GPSをつけなくては」と考えていた時に、行方不明になってしまったんですよね。
まだ大丈夫、と思いがちだけど、行方不明になった時の対策を早めにしておくべきだったなあと反省しました。
そして、不安そうにしている高齢者を見かけたら、積極的に声をかけるのは大事ですね。
ほんと警察の方々には感謝しかありません。
番組でも言ってましたが、これ以上認知症の行方不明者が増えると対応できなくなるかもしれません。
高齢になった自分にはGPSをつけてもらうぐらいしか思いつかないです。
では!