Twitterで交流させていただいてるponpocoさんはコンパクトハウスに夫さん、子どもさん2人の4人で住む「ゆるーいミニマリスト」の30代の女性。
わたくしの娘と近い年代でもいらっしゃいますが、発信される「ゆるミニマリスト」の生活が、いろいろ勉強になることがたくさんなのです。
今回、そんなponpocoさんが本を出版!読むのをとっても楽しみにしておりました。
本のタイトルは服になっていますが、ファッションのことだけでなく、暮らしや心の持ち方なども書いてあります。
そのほかにお部屋や収納の様子、旅行アイテム、愛用の品々などの写真もあり、参考になりやすいです。
とても印象に残ったのが「モノは大事、自分はもっと大事」という言葉。
わたくしや母の時代は「モノが生活を豊かにしてくれる」「モノがたくさんあることが豊かさの象徴」という時代だったのですよね。
でも、そんな時代を経て今はその溢れるモノに生活の場を侵食されて、生活しにくくなっています。
モノに振り回されて、自分よりモノの方が大事になってしまってることに気が付きにくいんですよね。
「モノを使ってる自分」を考えるのではなく、「自分が使うモノ」を選ぶ。
モノが主役ではなく、自分が主役なのです。
シンプルなことだけど、ponpocoさんの本でとっても納得しました。
ponpocoさんは若いのにすごいなあって思いますが、初めからうまくシンプルな生活を送ってこられたわけではなく、いろいろ失敗を重ね、試行錯誤しながらこの考えにたどり着いたのです。
なのでponpocoさんは失敗してもいいんですよーなんなら失敗した方が気づきが多いですよーって感じで言われるので、ミニマリストなんて無理無理!となりそうな人の背中もそっと優しく押してくれる本でもあります。
年齢を問わず、いろんな気づきがある本ですので、ぜひ読んでみてくださいね。
では!