日本のいろんな工場を漫才師の中川家と吉本新喜劇のすち子が面白く紹介してくれるNHKの「探検ファクトリー」を観ました。
今回は「石けん工場」です。
NHK的に社名は出していませんでしたが、石けんの牛さんマークから「牛乳石鹸」の工場だと思われます。
最近はポンプ式の泡石けんが主流ですが、牛乳石鹸の固形石けんはお肌がしっとりするとSNSで拡散して人気が回復しているそうです。
わたくしは泡派ですが、夫は固形石けん派なので、洗面所とお風呂場に両方おいています。
石けんの原料は一般的にやし油やパーム油などの植物油が原料になってるそうなんですが、牛乳石鹸ではやし油と「牛脂」が使われてるんですって!
(これに水酸化ナトリウムを加える)
「牛乳石鹸」だからてっきり「牛乳」というか乳脂肪が使われてるんだろうと思ってたのですが、まさかの「牛脂」。
牛脂を使うと牛脂に含まれる特有の脂肪酸のおかげで粘り気と弾力性のある泡が期待できるからだそう。
それなら「牛脂石鹸」やん!って思うけど、そのネーミングだと誰も買いませんよね。
釜で煮ながら攪拌して、その後香料を入れ、石けんの泡をクリーミーにし、お肌を乾燥させにくくするために「バター」を加えるのです。
それなら「バター石鹸」やん!って思うけど、そのネーミングだとなんかギットギトな感じでダメですね。
牛脂とバターが入ってるから「牛石鹸」!だとちょいとアレなので「牛乳石鹸」なのですね。←やけにそこにこだわる
ところで小さくなった石けんはどうしていますか?
新しい石けんにくっつけて使うという方法が一般的だと思うのですが、その場合石けんは酸化が進むと泡立ちが悪くなるので、くっつけた古い石けんから使うようにした方がいいそうです。
ちなみにわたくしは、小さくなったら捨てています。
以前は新しい石けんにくっつけてたけど、せっかく新しく出したきれいな石けんのフォルムが損なわれるので、やめました。
昔は小学校では、みかんが入ってた袋に蛇口に入れてぶら下げていましたよね。
懐かしー
今は学校ではポンプ式なのかな?
では!