母の介護保険の更新申請のため病院に行きました。
認知症のテストやらMRIなど一通りやりましたが、認知症はかなり進んでいるようです。
脳の萎縮が進んでいて、記憶をつかさどる海馬のあたりも黒い空間がかなり広がっていました。
ちょっと前のことが覚えられないのも仕方ないですね。
円を描いてある紙に時計の数字を書着込んでいくテストでは「12」と「6」はちゃんと書けたんだけど、あとはわからなくなってしまいました。
たしかに人が時計の数字で一番見るのは「12」と「6」、そこは記憶に残りやすいんですね。
でもそのうちその数字も分からなくなるのでしょう。
読む方はひらがなや簡単な漢字はかろうじて読めました。
しかし「とけい」と書いてみてと言っても書けません。
これも脳で覚えたり、思い浮かべたりという機能がほとんど働いてないのですね。
見て何かはわかるけど、その名前がなんだったのか分からないというのもずいぶん増えてるようでした。
施設の職員さんによると、トイレの失敗が少し増えたのと、服を自分で着替えようとする時、どう着ていいのかが分からないようです。
自宅の時は何枚も重ねて服を着ていたのですが、今はお風呂の時に職員さんが用意した服を素直に着ているようで、よかったです。
これまでは要介護1、今はかなり認知機能が衰えてきてるので、たぶん今度の申請では2になるのではないかな。
身体的には全く問題ないし、情緒も安定してますし、デイサービスでのレクレーションも積極的に参加しているようなのでなによりではあります。
わたくしのことも「知ってる人」という認識はあるようなので、よかったです。
もうすぐ施設に入居して1年です。
あっという間でしたが、これからどう変化していくのでしょうか。
では!