実家の片付けについて思ったことがあります。
実家の片付けは思い出のものがあったり、使えそうなものがあったりで何度も作業がストップすることが発生して難儀してしまいます。
どうしてこう実家の片付けって進まないのでしょう。
過去に夫の叔母の家と実家を片付けたことがあるのですが、この時は複数人と作業をしたのもあるのですが、とってもスムーズに片付けが進みました。
何も悩むことなくテキパキと。
その家にあるモノに何も思い出や思い入れがないからでしょうね。
モノって不思議です。
本人にとっては思い出深くて大切なものなのだけど、他の人にとってはなんの価値もないのですから。
なのでモノはただの「モノ」だと考えて片付けをすればいいのですよね。
でもはなかなか割り切ることが難しい。
キッパリ決心ができるまで、じっくり本人がモノと向き合って思いを消化しないと解決しないと思いました。
わたくしは実家の食器などを持ち帰って使ってみました。
そしてしばらくして「やっぱいらない」という思いに至りました。
使ったり、着てみたり、何度も出したり閉まったり、しばらく深く考えたりをやると自分の気持ちとか拘ってたものが、はっきりわかって、手放しやすくなった気がします。
もちろん取っておくのは取っておいていいと思います。
その場合はしまいこまずに飾ったり使ったりしましょう。
この作業を通じて、モノへの思いが成仏できたって感じになります。(実家のモノ全部と向き合わなくても)
実家の片付けを始めて、スムーズに進まない時は思い切って家に持ち帰って使ったり、考えたりする時間を作った方がいいかもしれません。
考える場合はその思いを家族や友人に話した方がいいと思います。
ずっと一人で考えてるとノンストップになってしまいますから。
もし話す相手はいない場合は、自分の思いをノートにブワーって綴ってください。
そして読み返すと、「ああ、自分はこのモノにこういう思いを持ってたんだね」って確認できます。
この確認作業ができると、あとはスムーズに進むように思います。←たぶん
わたくし自身も、散々ウダウダしてたけど、なんだかちょっと気持ちが上向きになってきたようです。
ぜひ「成仏時間」を取ってみてください。
ウダウダするのも悪くない気がします。
では!