久しぶりにBS朝日「ウチ、断捨離しました!」を観た
両親が住む築30数年のご実家を、二人の娘さんが小さいお孫さんが遊びやすく、脳梗塞で体が弱ったお母さんが安全で健康に暮らしやすいように断捨離したいという内容でした。
モノを捨てる段階で、やはり60代のお母さんは「いつか使えるから」「何かに使える」という理由でなかなか手放せません。
娘さんは、ずっと家族のために長年パート勤をしながら家事をしたり、毎日忙しくて片付けることができなかったお母さんの苦労をよくわかっていたので、強く「捨てたら」と言えません。(ほんとに優しい娘さんです。わたくしだったら黙って捨ててる)
手伝いに来た断捨離トレーナーさんも丁寧にお孫さんの安全、お母さんたちの健康のための断捨離だということを説明してお母さんを説得します。(ほんとに優しいし、辛抱強い方です。わたくしだったら黙って捨ててる)
やがてお母さんも片付けに積極的になり、断捨離は成功します。
やっぱり「まだ使える」で捨てられない
お母さんはずっと使ってなかった布団や家具などを「まだ使える」「先で使うかも」という理由でなかなか捨てられません。
捨てられない理由が「いつか使うかもしれない」というのは多いです。
その使う時が1年後、5年後、10年後かもしれないし、使わないかもしれません。
恐らく「使わない」可能性が大きいし、もし必要になったらそのとき買えばいいのです。
値上げラッシュで捨てられない
今は食料品をはじめ、いろんなものが値上がりしています。
この先同じモノを買おうとしても値上がりしてるという思いから、モノを手放すことをためらうことが多くなってるように思いました。
もし買い替えて今より高い金額を支払ったら損してしまう!と考えてしまいます。
わたくしも、実家の母の衣服を片付けていて、高級品ではないけど割と品質の良い服があると、「今はババくさくて着れないけど、先で着れるかも...」と手が止まってしまいました。
安いモノならさっさと処分できるのに、いい服だと「この品質のものはお高いし、この先買えるかどうかわからないし、もったいない」って思ったのです。
今着ないものは先でも着ない
「ババくさいけど、ババになったら似合うかも」なんて考えてるけど、たぶん20年後も「わ!この服ババくさっ!」ってなる気がする。ババなのに。
人の好みなんてそんなに変わらないと思うし、たぶん年取ってもユニクロで服を買ってる可能性は大きいんじゃないかな。
それにユニクロがとんでもないほど高級品になってるかもしれないし、まあ先のことはさっぱりわからないのです。
それなら「今」を快適に過ごせる方を選択すべきなんですよね。
買わずに済むようにモノをため込みがちになっていますが、しばらく使ってないモノ、今使ってないモノは手放していかないといけないって自分に言い聞かせてます。
母の良い服は、ちょっと置いておきます。←処分しないのか!
ちょっと考えます。
うへへ。
では!