日本チームの優勝で幕を閉じたWBC。
本当に素晴らしい試合でしたね。
わたくしは小心者なので準決勝、決勝戦は、高校野球のテレビ観戦の合間にSNSで状況を確認しながら、WBCにチャンネルを変えたり、実に落ち着かないものでした。←不審者......
感動の場面はたくさんありますが、SNSでトレンド入りした大谷翔平くんの決勝戦前の円陣での言葉が一番心に残りました。
憧れるのをやめましょう。一塁にゴールドシュミットがいて、センター見たらトラウトがいて、外野にはムーキー・べッツもいる。野球をやっていたら誰しもが聞いたことあるような選手がいると思うんですけど、きょう一日だけは、憧れてしまったら、超えられないので。僕らはきょう超えるために、トップになるためにきたので。きょう一日だけは、彼らへの憧れは捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。
この言葉は、憧れのアメリカ大リーグの選手がいてくれたからこそ、自分たちはここまで頑張ってこられたのだという感謝の言葉でもあるのですね。
そしてその憧れの選手を超えていく!と宣言することは、相手にとってとても嬉しいモノでもあると思うのです。
こういう言葉を言える20代の青年大谷翔平くんは、素晴らしすぎます。
普通だったら、闘う相手を「ぶっ潰す」だの「相手は大したことない、自分たちの方が強いんだ!」とか、けちょんけちょんに言って自分たちを鼓舞すると思うのだけど、相手にちゃんと敬意を払ってのこの発言、大谷くん神ですか?
今回のWBCの勝因は栗山監督の選手に寄せる信頼感、ダルビッシュ 選手、大谷くんの細かい配慮とチームをまとめようとする気遣い、とにかく野球って「チーム」の決断力が大きいんだなあとつくづく思いました。
普段あまり野球は観ないのですが、スポーツって素晴らしいですね。
あ、それもあるけど大谷翔平くんが素晴らしすぎるわ。
これからも大谷翔平くんの活躍を期待しています。
では!