最近、高齢者による車を暴走させて起こった事故のニュースを複数見ました。
マスコミやSNSなどでは、高齢者になったら早めの免許の自主返納をするべきだ、とかドライバーは認知症の疑いがあるのでは、などの意見が。
高齢者の運転免許の自主返納は一般的に70歳前後ぐらいを勧められています。
70くらいはまだまだ元気ですし、返納というのは難しいところですね。
高齢者が多いうちのご近所の車の使用状況を観察してみると、70代でも多くの方が運転されています。
ただ気がついたのは、ここ数年で普通自動車から軽自動車に変えられた家が数件ありました。
おそらく高齢になったので長距離は運転しないけど、近距離のためということなのでしょう。
比較的、公共の交通機関が充実している地域なのですが、車での移動ではないと訪れるのが難しい場所もあるので、やはり車は必要です。
わたくしも還暦前とはいえ、車を運転しない生活もそろそろ考え始めてもいい年齢だと思うので、歩いたり公共の交通機関をできるだけ使うようにはしています。
しかし実家や、母の入居する施設、お寺参りなどは車がないと、本当に大変です。
高齢になったら、免許を自主返納しよう!と軽く考えていたけど、実際年齢を重ねていくと難しいことだと実感しますね。
でも、この先実家や母のところに行かなくていい日が来たら、免許を返納しようとは考えています。
それに認知症と診断されていなくても、高齢になると突然記憶が飛んだり、何かでパニックにあることがあると思うのです。
そういう時が実に怖い!
解決策は高齢者は絶対、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置等を搭載した「セーフティーサポートカー(サポカー)」に乗るということですね。
全車両にこの機能が搭載されればいいのにと思います。
それより車が無くても便利な交通システムができるのが一番なのだけど。
高齢者の車問題、いろいろ考えてしまいます。
では!