何枚も重ねる母
母は着替えを手伝わせてくれませんので、いつもすごい重ねて服を着ています。
朝から暑いこの頃でも、リハビリパンツを2、3枚(プラスおパンツの場合も)、ストッキング、レギンス、靴下、上は下着を2、3枚、Tシャツ2、3枚、ブラウス、というスタイルです。
そしてデイサービスにはバッグを3つくらい持っていこうとします。
服はデイサービスの車が迎えに来る時間の10分前ぐらいに、コルセットを付け直すのを口実に服を脱がせて、調節します。
車を待つ時間があると、いろいろ気になって上にどんどん重ねてしまうのです。
「暑いから脱いだほうがいいよ」とか「バッグひとつでいいよ」と言っても「よかと!」とか「いちいちうるさい!」と言って抵抗します。
モノがいっぱいあると安心する
モノ(服)がいっぱいあると安心するのでしょうね。
外出先で寒くなったら、何か必要になったら、と考えると心配になる気持ちはわからないでもないです。
高齢者に「無くても大丈夫」と言っても難しいので、50代くらいから「無くてもなんとかなる」という経験を積んでおく必要があると思います。
必要最低限のもので旅行やキャンプに行ったり、ちょっとした外出も財布やスマホ、プラスαーで出かけることを身につけていれば、高齢になっても、認知症になってもたくさんのものを身につけないのではないかな?(認知症の場合はちょっとわからないけど)
なので、マジで50代60代で家のものを減らしていきましょう。
50代は減らす期間
この年代は少ないもので暮らせる自信をつける期間なのではないかと気づきました。
無理に全部無くすのではなく、好きなこと、モノはキープして、無くても何かで代用できるとか、レンタルで済むとか、別に困らない、という経験を積む期間ですね。
ミニマリストの高齢者が認知症になったら、生活がどのように変化するかの研究をして欲しいなあ。
わたくしの考えは、認知症になっても最低限の生活は続けられるのはないか、なんだけど。
今まで日本が経験したことのない長寿社会になるから、もっと研究は進むでしょうけどね。
どうなるのかなあ。
では!
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