未払い行動とは
今朝のNHKのニュースで認知症の「未払い行動」を考えるシンポジウムが福岡県中間市で行われたというの見ました。
「未払い行動」というのは認知症の人が買い物の際に支払いを忘れて品物を店外に持ち出してしまうということで、店側から故意と疑われるケースが近年あとを絶たないそうです。
うちの母も、同じようなことがありました。
母の場合は、財布にお金を入れずに買い物に行き、レジでの支払いでポイントカードを差し出していました。
この時はわたくしがこっそり後をつけていたので、慌てて支払いはわたくしがやりましたけどね。
母はこの前も買えなかった!と憤慨してました。
まあ未払いのままお店を出てこなかったから良かったです。
ニュースではシンポジウムに参加された方の感想で「認知症の人のこういう行動は知らなかった」という意見が聞かれ、認知症の人の行動ってなかなか知られてないんだなあと思いました。
そりゃそうですよね、身近にいないとわからないものです。
認知症の症状でやってしまったことが故意にとられてしまうのは、本人もですが、家族にとっても傷つきますよね。
近所のお店やスーパーなどに認知症の家族のことを写真なども添えて事前に知らせておくのがいいかもしれません。
そして、認知症の未払い行動について多くの人に知ってもらえるといいですね。
買い物しにくい
ほんとは歩いていける距離に個人で経営してる小さいお店があればいいのになあ。
お客さんとは顔見知りで、買い物にいけばいつも誰かに会えて、立ち話ができるようなお店。
車で行って、いろんなものが売っていて、支払いも自動精算機でできる大型スーパーは便利だけど、高齢者には利用しにくいよね。
わたくしも、高齢になると大きなお店は買い物しづらくなるんだろうなあ、てか、もうすでに大きすぎるお店はそこに行くまでも車で行かないかんし、中も広すぎて移動が大変で買い物しづらいと思うもんね。
便利な世の中になってるんだろうけど、一方で不便を感じている人も増えてるって、難しい。
認知症の未払い行動の件はAIで、「この人は認知症です」って判断できるシステムはできないものかな?
そしたら、フォローのしようがあると思うけど。
そんな簡単ではないか!
とにかく、今は認知症の未払い行動について多くの人に知ってもらいたいです。
では!