テーブルクロスって危険
先日、母が台所の椅子に座ろうとして、すっ転んでしまいました。
テーブルにかけているテーブルクロス(その上に透明のビニールクロスもかけている)が椅子の座面を覆っていて、座面の位置がよくわからなかったんですね。
わたくしも座るたびに、このテーブルクロス座る時邪魔になって、めんどくさいなあ・・・って思ってたのに、そのままにしていました。
実家では当たり前の風景になっていたので気づかなかったけど、このカバー類って奴は、ずれるので、立ち上がったり座ったりするときに家具を掴む高齢者には危険です。
早速テーブルクロスを外したら、スッキリしましたし、腰掛ける時、椅子の座面が見えやすい!
母も「テーブルがきれいやね」とテーブルクロスを外したことに抵抗するかと思ったら、あっさり受け入れてました。
たぶん、認知症前のもうちょっとしっかりしてた頃だったら、母は「いらんことするな!」って怒ったでしょうね。
テーブルクロスがずれて危険だということより、テーブルにテーブルクロスはかけるものなのだ!自分のテリトリーのものを触るな!という方が母には優先されますもん。
実家って、テーブルクロスもだけど、のれんも邪魔だし、通り抜ける時に引っかかって危ないし、めんどくさい!
これも取っ払ってしまいます。
カバー文化
母の時代(昭和60年代から80年代)の家って、やたらとレースのカバーやテーブルクロスが多かったですね。
電話やドアノブにもカバーをつけてました。
その頃母はレースのモチーフをせっせと編んで大きなテーブルクロスや、花瓶敷きなどを作っていたものです。
なんだったんだろう、あのなんでもカバーしちゃう文化。
親御さんが住んでるご自宅のお片付けに悩んでいましたら、まずテーブルクロスやカバーを取っ払うことから始めてはいかがでしょうか?
結構これだけでも、すっきりするし、危険度も下がるし、おすすめです。
しかしなあ、たぶんしっかりしてる高齢者はやっぱカバーを外すことだけでも抵抗するだろうなあ。
「汚れるけん、カバーはかけとかないかん!」
絶対言うよね。
だって頑固だもん、高齢者。
一筋縄ではいかんとよ。
がんば!
では!