リウのくらしの絵日記

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料理名のない食卓

一汁三菜

 

NHKあさイチで、家庭料理の「一汁三菜」という考えを令和の時代向けにアップデートしようという提案がありました。

 

我が家はやっていませんが、理想の家庭料理は「一汁三菜」という考えの人がまだまだ多いそうです。

 

「一汁三菜」って懐石料理の品数から来てるそうです。

 

1978年、NHKの料理番組「今日の料理」が、家庭にも懐石料理の一汁三菜というのを取り入れてみては?という提案がきっかけだったとのこと。

 

高度経済成長時代、専業主婦が料理の品数を増やし、腕をふるうことがステータスになっていったこと、1985年に厚生省が発表した「健康づくりのための食生活指針」に一日30品目の食品を取ることを勧めたことも、「一汁三菜」の考えが広まった要因にもなっているそうです。

 

「一汁三菜」って考えは最近のことなんですね。

 

それ以前は、ご飯と焼き魚とお漬物だけのような献立だったんですよ。

 

家庭料理はシンプルに

 

一日30品目、一汁三菜に囚われて、ご飯作りが大変になって、かえって不健康になってるのっておかしな話。

 

令和の今の時代も、ネットを検索してみると「一汁三菜は和食の基本」って書かれているから、なかなか一汁三菜の呪縛からは抜け出しにくいわ。

 

それにSNSで素敵な家庭料理の画像を見たら、余計にプレッシャーを感じてしまいますしね。

 

日本の食卓って毎日が「ハレ」の日過ぎます。

 

毎日の献立は「麻婆豆腐」とか、「ビーフストロガノフ」とか、立派なメニューがついたのではなく、焼いた魚とか、焼いた鶏肉とかでいいですよ、味付けは塩コショーだけとかね。

 

一番いいのはご飯と具沢山のお味噌汁。

 

育ち盛りのお子さんがいる家庭は難しいかもしれませんが、子供が家を出て夫婦二人になったら、一汁一菜に移行しやすいのではないかな?

 

ほんと毎日の食卓、もっと簡素にしよう!

 

では!

 

 

 

 

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