子どもの精神的幸福度
日本の子どもや若者の「精神的幸福度」は先進国38か国中37位だそうです。
(身体的健康は1位)
NHKで子どもや若者の幸せについて考える「君の声が聴きたい」プロジェクトというのでやっていたNHKスペシャルでこの結果を見てびっくりしました。
若い人はいろんな不安を抱えていて将来のこと、戦争のこと、人間関係などあるのですが、とても多かったのがお金の悩み。
何かを実現するためにというより、ただ漠然と将来の不安をなくすためにお金が欲しいというものが多かった。
わたくしなんて今は老後のことが心配でお金が欲しい!と思うけど、若い頃はお金のことなどそんなに心配していませんでした。
あの頃は経済は上向きでしたからね。
不安定な世の中
でも今の時代は経済は停滞しているし、お給料は下がっていく一方だし、少子高齢化だし、コロナ禍だし、物価は上がるし、ロシアのウクライナ侵攻で世界はとても不安定。
不安を持つなという方が無理というものです。
でもそれだけが若い人を不安定な気持ちにさせてるのではなく、今の時代の失敗を許さないような風潮や、常にキラキラしたSNSの世界があって、それに振り回されてることが原因ってのもありますよね。
もう少し、何度失敗してもいいんだよ、とかいつもキラキラしてる世界なんてないし、自分は自分でいいんだよ、って寛容な世界であればいいのに。
日本って寛容ではないことが多いです。
そして、やっぱ大人が楽しそうではないのもいけません。
身近な大人が、お金がなくても大丈夫!楽しめる!って姿を見せないと、「大人って楽しくない・・・」と思われても仕方ないですよね。
かと言って自分は楽しめてるか?と言われると、楽しめてないし、不安だらけ。
特にわたくしは母の介護真っ最中。
とにかく自分が高齢者になったら子どもに絶対迷惑かけたくない!と思います。
でも、今の「ひーっ!」ってなって介護しているわたくしの姿を見たら、子供は「親が高齢者になったら怖い!不安!」としか感じないよね。
どうやったら、子供に「親が高齢者になっても大丈夫」と思ってもらえるようになるか自分の生活を考えないといけないなあ。
お金がなくても大丈夫!と思える方法・・・
やっぱりお金があれば介護は楽になるのは間違いない。
うーん、少ないお金で毎日の生活を楽しむことはなんとなく頑張れそうだけど、介護が必要になったらどうしたらいいのかって不安を無くす方法なんて見つかるのかなあ・・・
あー、やっぱ不安しかない!
しっかりしろ!大人の自分!
では!