阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし
NHKのよるドラで「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」第1話を観ました。
阿佐ヶ谷姉妹を女優の木村多江さん、安藤玉恵さんが演じていらっしゃるのですが、本物?と思える演技で、とってものほほん楽しいドラマで、次週も楽しみです。
そして、このドラマの原作となったエッセイ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」も読んでみました。
(Kindle Unlimitedで読み放題です)
内容はふたりが同居を始める所から、そして同居していた部屋の隣同士で住むことになるまでの、ご近所さんや行きつけのお店屋さんとのエピソードを交えながらのほほんとした日常を、お姉さんとミホさんがそれぞれ書いていらっしゃいます。
なぜ阿佐ヶ谷姉妹は愛されるのか
独身、恋人は無し、会社勤めではない、1kに二人暮らし、とわたくしの周りだったら、すんごい突っ込まれそうなお二人なんですが、それがとても普通に受け止められるんですよね。
きっとわたくしも含めてですが、多くの人が「阿佐ヶ谷姉妹」に憧れているのではないかと思うのです。
まず、阿佐ヶ谷姉妹さんには、会社員、妻、嫁、親、いろんな肩書きから、ちょっと外れていて、それらしくなければいけないという縛りがない。
あくまで「擬似姉妹」であり本当の姉妹ではないので、家を継ぐとか墓のこととか介護のこととか財産のこととかで、よくある揉め事がない。
一緒に住んでいても適度な距離感がある。
近所の人たちとも良好な関係がある。
もちろん自分の家族、今の暮らしは大事であるけど、もし、こういう暮らしができたら楽しいだろうなあ、と思ってしまいます。
そんなところが阿佐ヶ谷姉妹さんが愛される理由なんではないでしょうか。
それと新居に置くゴミ箱を選ぶのに、ベルメゾンやディノスから選んでるのが、とても身近に感じられて親しみを感じてしまいました。
幸せのかたち
家に帰ったら、話を無理にしなくてもいいけど、なんてことない話をしたり、話を聞いたり、一緒にご飯を食べてくれる人がいる、そしてゆっくり眠れるお布団がある。
そして、ご近所には声を掛け合う知り合いがいて。
人の幸せって、こういうちっぽけなものなのなんだなあと気づかされます。
こういう暮らしをしてる阿佐ヶ谷姉妹さんを見るわたくしたちも、なんだか幸せな気持ちになれます。
ドラマは全7回、2021年11月8日より毎週月曜よる10時45分から。
本もぜひ読んでみてください。
のほほんとした気持ちになれますよ。
では!