うまく聞き流せない
以前に、母がうまく郵便局のATMの操作ができなくて、郵便局の人が意地悪だと、めちゃくちゃ文句言ってた話を書きました。
母の悪口を聞き流すようにしようとしてはいますが、流せなくて腹立つことが多いです。
自分の気持ちを聞いて
でも、考えたら、親切にしてくれてる人に対して悪口を言うのは失礼すぎると思うのは、わたくしの気持ちです。
母は不愉快に感じた自分の気持ちを聞いてほしいだけなんですね。
だから、「そんなに悪く言ってはいけないよ」と諭すわたくしに、文句を言ってくるわけなのです。
母は自分の意見が正しくない、とか、それはよくないという批判なんて、これっぽちも聞きたくないんだよ!キー!って気持ちなんでしょうね。
テキトーに聞き流す技を早く身につけたい
「悪口を言うのは失礼だ」というのは、大人の世界で言う「世間体」や「気遣い」であります。
認知症の人間には、小さい子供がお店で大きな声で泣いたりするのと同じで「世間体」「気遣い」などは全くなく「自分の気持ちを聞いて」しかないのです。
小さい子供は成長していく過程で「世間体」や「気遣い」などを学んでいくけど、認知症はそれらをどんどん手放していくのですね。
こうなったら、母の悪口は聞き流して、テキトーに相槌を打って、最後は「まあ、あまり気にしない方がいいよ」で締めくくるのが一番いいようです。
テレビを見ながら喋り続ける母の話を聞いている間、ちょっと考えてしまいました。
では!