今回はネット記事を読んで、誤った情報だったのに、そのままずっと信じていたことを知り、深く反省したという話です。
マーガリンはプラスチックではない
SNSを見てたら、「マーガリンは可塑性(かそせい)の油脂、英語でplasticityと表現するのをプラスチックと誤訳され、それが(マーガリンはプラスチックという話が)日本ローカルで迷信じみた排撃になってしまった」というのを読んで、びっくり仰天。
マーガリンはトランス脂肪酸が多く、その成分はプラスチックと同じだって話、聞いたことありますか?
わたくしはその話、ずっと信じてました!事実ではなかったんですね。
たぶん何年か前、ネットの記事かなんかで読んだと思う。
それでマーガリンをすっぱりやめていました。(パンはあまり食べないけど)
よーく調べてみたら、
可塑性のことを英語では【plasticity】と表現し、可塑性(熱可塑性)のある合成樹脂を【plastic】と呼びます。つまり、プラスチックという言葉は可塑性という性質から来たものなのです。
そうか、それでマーガリン=プラスチックって誤った情報が流れてしまったのですね。
トランス脂肪酸について
マーガリン、ショートニングなどはトランス脂肪酸が多いので体に悪いとも聞いていました。
トランス脂肪酸の何が悪いのかさっぱりわからないのですが、とにかく体に悪いんだからやめとこうって感じです。←イージーすぎますね・・・
トランス脂肪酸ってなんでしょう?
トランス脂肪酸の作用としては、悪玉コレステロール(LDL コレステロール)を増加させ、善玉コレステロール(HDL コレステロール)を減少させる働きがあると言われています。それにより、動脈硬化などによる虚血性心疾患のリスクを高める可能性があるとの報告があります。
トランス脂肪酸は、不飽和脂肪酸の一つに分類される脂肪酸で、油脂を精製したり加工したりする時にできます。
したがって、サラダ油のように精製した植物油脂や油脂を加工したマーガリンやショートニング、またこれらを用いて作られる食品に含まれます。また、牛などの反すう動物の胃でも作られるため、牛肉やバターなどの乳製品にも含まれています。
悪玉コレステロールを増やして、心疾患のリスクを高めるのですね。
だけど、なんと加工品だけでなく、牛肉やバターなど自然のものにもトランス脂肪酸って含まれるんだ。
マーガリンは低トランス脂肪酸食品
昔のマーガリンのトランス脂肪酸の含有量は確かに多かったそうです。
しかし現在はマーガリンのトランス脂肪酸の含有量はバターの半分くらいです。
(マーガリン100g中0.99g、バターは100g中1.9gミヨシ油脂のサイトの記事より)
メーカーさんの努力によって、マーガリンは低トランス脂肪酸食品になったのですね、すごい!
自分でよく調べることが大事
わたくしは「マーガリンはプラスチック」ってずっと信じていて、えらそーに「マーガリンはプラスチックなんだって!体に悪いとよ」と誰かに言った。
誰に言ったか忘れたけど、得意げに何人かには話したよ!わー!
よくよく考えたら、マーガリンの成分がプラスチックっておかしな話ですよね。
そこで自分でよく調べれば良いのに、ネット記事の表面的なとこだけ読んで、それをずっと信じてた自分、反省です・・・
最後に
今は情報が洪水のようにあふれていて、正しい情報をちゃんと見極める必要がありますが、ほとんど不必要な情報ってことも言えますね。
ニュース断ちをした方がいいのかもしれません。
とにかく、ニュースの上面だけを読んでわかった気になるのは十分気をつけたいです。
では!
↓テレビを観る時間も減らしたい・・・