昭和あるある
実家には大きな本棚があって、百科事典や美術全集、クラシックレコード全集などがたくさん。
20数年前に60歳で他界した父が「定年後に読むから」とか言って購入したものです。
職場に来るセールスの人に勧められるままに、買ったのでしょうね。
結局、本を読んだりレコードを聴いたりしないまま、亡くなってしまいました。
わたくしは子どもの頃、けっこうそれらの美術の本とか文学全集とかを読んで楽しませてもらってたけど、生前の父はそういう趣味はまったくなしでした。
定年後にやりたいことはすぐやる
資産運用のCMで「定年後に何する?やりたいこといっぱい!」とかやってるけど、やりたい事があるならスグやるべきです。
そして今やってないのに「定年後にやるかも」とかは定年後になってもやらないので、事前に用意するのはもったいない。
そして昭和の時代の「応接セットに大きなオーディオセット、美術全集を観ながらクラッシック音楽を楽しむ」というスタイルは、あの頃の憧れというか、人生の最終目標というか、ステータスだったんだなあ・・・と、つくづく思います。
親の気持ちはわかるけど
だから、わたくしたちの親世代が家のモノを減らせない気持ちもわからないでもないです。
だって、「モノに囲まれた豊かな生活」そしてそれを目指して働くことがあの時代は正しかったんですものね、それがゴールと言うか・・・
それを子どもであるわたくしたちに「捨てろ!」なんて言われたら、自分たちがやって来た事が「間違いだった」って言われてるようなものです。
そら抵抗するわなあ・・・
話はちょっと逸れるけど、もし父が生きていて、スマホひとつで膨大な音楽や動画を楽しむことが出来る事を知ったら、どう思うかしら?
きっと「こんなものは信用ならーん!」と言って怒るだろうなあ・・・頑固な昭和ヒトケタ生まれだったし。
今日のなんかまたまたグチっぽくなってしまった!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
では!