実家の墓問題
50代になると、実家のお墓の問題が
深刻になってきます。
わたくしも夫も、実家の納骨堂があります。
子どもに継がせるつもりはありませんので、
墓じまいしようと考えています。
(納骨堂でも墓じまいって言うのかな?)
少子化で墓の維持が難しくなったり、
大都市では火葬場や墓地が不足しているそうです。
今までのお墓は無くなるかも
現在のお墓の多くの「〇〇家之墓」という
家墓が広まったのは、名字を与えられた明治時代。
先祖代々といっても、庶民のお墓はせいぜい
2、3代前。
今の時代には、「家」の墓を守っていくという形は
合わなくなってきているのでしょうね。
新しいお墓の形
11月15日掲載の日経新聞の記事によると、
米国コロンビア大の建築・都市保存大学院の機関
「デスラボ」の活動で、ニューヨークとブルックリンを
つなぐマンハッタン橋に、数千のひつぎを組み込んだ遊歩道を
つり下げる「星座の広場」という構想があるそうです。
ひつぎの中に無数のバクテリアを住まわせて
遺体を一年間かけて分解し、
発生するメタンのエネルギーでひつぎを
発光させる仕組み。
光は遺体の分解とともに徐々に弱まり、
光が消える一年後に、次の死者に場所が明け渡される。
橋は輝き1年かけてだんだんと光は弱まって
消えていく・・・なかなかロマンチックなものです。
これだと火葬する際に発生する二酸化炭素も
ありませんし、お墓が足りなくなるという事も
ありませんので、近い将来実現するのかもしれませんね。
お墓のこれから
立派な葬儀、立派なお墓、仏壇、もちろん
これらのものが無くなる事はないと思いますが、
「カタチ」や「モノ」にこだわらなくなるのは、
生活の場だけでなく、葬儀、お墓の世界にも、
これから確実に広がっていくのでしょう。
自分の子どもたちには、お墓のことで
悩まないでほしいので、わたくしの世代で、
片付けたいと思っています。
これからやることは満載ですので、日常の
生活に関しては、すっきりさせておこうと
思います。
では!
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