やましたひでこさんの”断捨離”を観る
先日録画していた「BS朝日『ウチ、”断捨離”しました』」の
続きを観ました。
断捨離のやましたひでこさんが訪問した3軒のご家庭の
1件目を観た時点で内容のツラさに耐えかねて、残りの
2つのご家庭は後日観る事にしたのです。
ええ、2軒とも観ていてツラかったです。
取り繕う依頼者
ちょっと今回は詳しい内容は書かないのですが(しんどい)、
わたくしと同じ年代の依頼者の方が、モノであふれかえった
自分の部屋を片付けなければいけないのに、
お風呂場に突っ込んで、しれっと「片付けました」って
チェックに来たやましたさんに言う場面があったのですよね。
その場を取り繕うために、モノをあわてて移動させた依頼者。
実際はお風呂場に移動させただけだから、テレビのスタッフだって、
やましたひでこさんだって、すぐわかるわけなんですよ。
依頼者は子どもじゃないんです。わたくしと同じ50代。
できる自分を演じてきたのかも
これはホントわたくしの個人的な感想だから実際そうでは
ないとも思うのですが、この依頼者の方は、ずっと優等生を
演じてきたんではないだろうかと思います。
ほんとはできないのに「できます!」と言ったり、
できていないのに「できてます!」とその場しのぎの行動を
とったり・・・
その場しのぎのモノ、本当はいらないのに後で困るかもしれないモノ、
そういった取り繕うためのものがたまりにたまって、
モノがあふれかえる家になったのかもしれませんね。
依頼者ご本人も、ずっとツラかったんだと思います。
さすがやましたひでこさん、そういった依頼者の心理に
気がついて、的確なアドバイスをされていました。
これって、心理カウンセリングです。
よく見せることは悪い事ではない、でも・・・
人はだれでも自分をよくみせようと思うものだと思います。
悪い事ではないです。
キレイにみせたいし、元気に明るい人物に見られたい。
そうしようという意識が自分を奮い立たせる事もできますしね。
でも、度が過ぎると自分の首をしめてしまう。
出来ない事はできないって言っていいし、弱音を吐いていい。
助けてーって言わないとだめです。
自分を奮い立たせてくれる事、しんどくなってしまう事、
その線引きが難しいのかなあ・・・
ちょっと頑張ればできるかもしれないし、そう思う事が
無理してるのかもしれないし。
頑張ることが楽しいなあ、と思えたらOKなのかな?
少しやってみて、少し工夫してみても、やっぱりしんどかったら、
助けて!って言ってみたらいいかもしれません。
自分をよくみせようと思う事は悪い事ではないし、
いい事だと思うけど、その辺の線引きが自分であんまり
わかりにくいものなのかも・・・と
やましたひでこさんと依頼者の笑顔をテレビで観ながら考えさせられました。
では!