先日、帰省した子どもと一緒に施設に入居している母のところに面会に行きました。
子どもが母と会うのは約1年ぶりくらいです。
面会に行った日は休日の昼間でしたので、玄関には入居者さんのご家族が2組ぐらいがいらっしゃいました。
いつもは平日や土曜日の午前中なので、他に訪問客もおらず、玄関の外の窓から室内をのぞいて椅子に座ってる母に手を振るとすぐ気がついて小走りで玄関にやってきます。
しかし、この日は職員さんに連れてきてもらった玄関には人がたくさん。
母はキョロキョロしてわたくしたちにはちっとも気がつきません。
手を振ると、目があって職員さんに促されてやってきました。
それからは「よかったー」と嬉しそうです。
子どもが「○子だよー元気ー?」と声をかけると「○子ちゃん?そうね!」と喜びます。
30秒ごとに「○子ちゃんよ」「○子ちゃん?そうね!」という会話を繰り返すのですが。
1年以上ぐらい前から、もうわたくしが母の娘であるという認識はなくなっていました。(親切で頼りになる人と思ってたよう)
それでも「リウちゃん」という名前と顔は覚えていました。
しかし今回の訪問で気がついたのですが、もう顔も分からなくなっているようです。
まあ毎日顔を合わせてるわけではないから当然なのですが、認知症の症状が進んで記憶できることがほとんどできないのですね。
でも外から会いにやってくる人がいるってことが、今の母にとって嬉しいことであればいいなあって願って、また面会に行こうと思います。
母はまだまだ足腰はしっかりしています!
では!