ちきりんさんのvoicyでお話しされていた整理収納アドバイザーの古堅純子さんの動画などを見てみました。
古堅さんの片付け方法は、どうしても捨てられないものは捨てなくていい、捨てられないものは寄せて空間を作るというものです。
1.家族団欒の中心であるダイニングテーブルの上は更地(モノが何も置いていない状態)にする
2.廊下や玄関はライフラインなので優先的に更地にする
3.家具で仕切って更地にする
このやり方だったら実家の親が動く部屋だけ空間を作って、不要のものは物置部屋に寄せておけばいいので、親との不要なバトルがなくていいなあって思いました。
最初に引き出しや棚の整理をするのはNGなんですって。
それは収納の中身を多少減らしても、部屋の景色が変わらず、分類しきれない物があふれだして、かえって部屋が散らかるからだそう。
空間を作って、「スッキリした!」という感覚になることが重要なのですね。
うちの実家の場合、押し入れや納戸、収納にぎゅうぎゅうに詰め込まれて、そんなに外に溢れ返ってたわけではなかったので、あまりうるさく言わなくてよかったのかな。
まあ母が「片付けは私が死んでからにして!」ってすんごく言うから、実家の片付けは諦めて気づかないものだけこっそり捨てる方式にしてたんですけどね。
親に片付けてもらってた方が、片付けることになる自分としては楽ではあります。
しかし実家を片付けながら子どもの頃の気持ちとかに向き合えて、モノ(所有)に対しての考えがすごく深まったからよかったかなと自分は思います。
片付けってなんか心理療法というか、自分の心を整理するための儀式のような気がします。
とにかく、住んでいる親が安全で健康に過ごせる最低ラインまで片付けられればOKということですね。
古堅さんの著書や動画など、ぜひご覧になってみてください。
では!
片付けのプロ・古堅純子さんに聞く!「捨てない片付け」とは? | 大人のおしゃれ手帖web
2023/8/6 #768「捨てなくていい」と言ってくれる片付けアドバイザーの価値 | ちきりん「Voice of ちきりん」/ Voicy - 音声プラットフォーム