睡眠について常日頃気にしているのですが、NHKのドキュメンタリーの「NHKアカデミア」の睡眠学者柳沢正史先生のお話はとても勉強になりました!
睡眠の90分サイクルは誤解
睡眠についての情報って今まで聞いたり読んだりしていろいろありますよね。
でも、そのほとんどが誤解だったというのを知ってびっくり。
例えば、睡眠の90分サイクルについて。
よく睡眠中はノンレム睡眠、レム睡眠のサイクルを何回か繰り返し、そのサイクルは90分なので、最初の90分が大事だとか、90分の倍数で起きるといいと言われています。
しかし、この90分と言われているサイクルは一人の一晩の眠りの中でも1時間から3時間と幅があり、90分というのはあくまで平均値なのだそう。
睡眠は最初の90分がゴールデンタイムだと言われてるけど、何時間寝たかということが大事なんですって。
睡眠が足りていない!
人が必要な睡眠時間はだいたい6〜8時間ぐらいで、人それぞれ遺伝子で決まってるので個人差があるそうです。
平日と休日の睡眠時間に2時間くらい差がある、昼間に眠気が必ず起きる、寝付きが良い。
これに当てはまる人は間違いなく睡眠が足りてない「行動誘発性睡眠不足症候群」なんだと。
睡眠は必要経費
柳沢先生は強く言われます。
睡眠不足は、睡眠不足は悪いとわかっているのにやめられない「覚醒の依存」。
そして昼間に眠気を感じるのは異常なことなのだと。
わたくし、昼間に眠くなるのはご飯を食べた後だから仕方ないと思ってたし、寝つきがいいのは良いことだと思ってましたが、布団に入ったら気絶するように寝てしまってたから、やっぱおかしいですよね。
睡眠不足はうつ病、高血圧、成人病などの原因になるそうです。
「睡眠時間は必要経費」とも言われていました。
最近は7時間睡眠は心がけていたけど、わたくし的には足りていなかったということです。
つい観たいテレビがあって遅くまで視聴してしまうけど、今は便利なTverなどがありますので、もうちょっと真剣に睡眠をとるようにしたいです。
では!
柳沢正史(前編) 睡眠は誤解だらけ - NHKアカデミア - NHK