認知症(要介護1)で施設に入居している母の最近の様子は、変わりなく元気で穏やかに過ごしているようです。
足腰は丈夫なので、一度黙って外に出たことがあるのですが、その後は時たま外に出ようとするそうです。
でも、出る前にちゃんと職員の方に確認しに行くそうなので安心しました。(もちろん止められます)
入居した頃はわたくしが面会に来た時など泣くことが多かったのですが、最近はあまりそういうことも少なくなりました。
しかし、認知症の症状は進んでいるようで、話をしてくれるけど何を言ってるのかはちんぷんかんぷんです。
この間はケアマネさん、施設長さん、わたくしでお話ししたのですが、その場に母も一緒に加わりました。
話の内容は最近の母の様子やこれからの介護について。
母は話は理解していないのですが、わたくしたちの話のちょうどいいタイミングで「もうほんとそればっかりは○X※△★〜もうねーなんかねー」と意味は全く不明なのですが四人で話し合ってる風な感じを出してくるんですよね。
話が終わって挨拶していると母も「今日はね、ほんとにありがとうございました。それでは私は」なんとかかんとか言いながら、お辞儀をしてさっさと部屋を出ていきました。
職員の方は「お母さんとお散歩とかよかったですか?」と心配されましたけど、母はとても満足そうでしたので、そのまま帰りました。
母は話に加わってること、自分も話ができている(ちゃんと話せていないけど)という満足感があったのでしょう。
うまく話は伝えられないけど、自分の発している言葉を相手がちゃんと聞いていれば(聞いているフリでも)母は満足なのですね。
まあ、一人で家で介護してたら、そういう対応はなかなか難しいことではありますが。
人は話をして、それを受け止めてくれる誰かの存在が必要なのだと改めて思いました。
老後には健康と筋肉とお金が必要ですが、話をする相手(仲間)も大事ですね。
では!