今月、アメリカの企業タッパーウェア が倒産の危機だというニュースを見ました。(日本のタッパーウェア の会社は大丈夫かと)
昭和の保存容器といえばタッパーウェアでしたね。
30年前わたくしの結婚が決まると、母が休みの日に「今日タッパーウェアば買うけん。ホームパーティーがあるから」と言って、近所の知らない人の家に連れていかれました。
タッパーウェア は普通のお店で売ってない品で、会員の人の自宅で行われる「ホームパーティー」に参加して、そこで購入するという独自のシステム。
わたくしは「ホームパーティー」で料理が食べられると聞いたので楽しみにしてたのに、お世辞にもパッとしない大して美味しくもないしけた料理にとてもがっかりしました。
ホームパーティーって言ったら、普通ガラスの大きな器に盛られたフルーツポンチとかミートローフ♪って思ったのに、よく覚えてないけど、ポツンと蒲鉾が並べてあったような感じでした。
それはどうでもいいんですけど(食べ物の恨みは怖い)、そこでカタログを見せられ、母が注文して後日配送という形だったと思います。(大きな段ボールで届きました)
だいたい母はどうやってこのタッパーウェアの会員さんを知ったのでしょう?
近所の人に聞いて紹介してもらったのかしら?
ご近所ネットワークすごい!
実家の分も購入してたので、かなりの数でしたからたぶん何万円もしたのではないでしょうか。
いまだに使っています。
(所有しているタッパーの一部。緑のタッパーは義母のもの)
たしかに丈夫だし、フタをぴっちり留めれば汁漏れはしないし、わたくしのは30年、義母のものは40年ぐらいになるのかしら?
ただ、今の時代、ジプロックのようなどこでも買えるコンテナがありますし、匂い移りしないガラス製の容器の方が好まれます。(実家のタッパーはたくあんの匂いが移ったものが多かった)
普通にお店で安価で簡単に買えるのが一番です。
昭和の時代の主婦のネットワークの商売ってなんか怖いですね。
今も似たようなのってあるのだろうけど。
大きなタッパーウェアは最近味噌作りをしているので残しておいて、しばらく使っていないのは処分しようと思います。
では!