年末に実家の寺でいただいた高島易断の暦。
2年前までは母が頑張ってお寺に行ってたのですけど、今はもうお寺のことも覚えてないだろうなあ。
その暦は母も毎年年末に、ずっともらってきてたのですが、実家に行った時にわたくしが読んでたら「あんたの運勢はどうね?」って聞きます。(認知症を発症する前ね)
わたくしが「今年も運勢、いいみたい。だいたい毎年運勢はいいよ」って言うと、母は「は?毎年運勢がいいやら絶対ない!あんただって去年、お義母さんが亡くなったりとかいろいろあったやん!」とムキになって言います。(腹たつ)
母は歯の治療に通ったり、腰が痛くて整形外科に行ったりと、ちっとも運勢はよくなかったと嘆くのです。
まあ、たしかに歯や腰が痛んだり、義母が亡くなったりとかの出来事は、ハッピーなものではありません。
でも、人間生きていれば、そういった出来事はあって当たり前です。
そういうことが全く起こらない可能性ってゼロですから、それを運勢が悪いと勘定してしまうと、一生運は悪いまま。
今考えると、母は自分はずっと運勢が悪い人生だと思ってたのかな。
運勢が良い悪いは自分の中の基準次第ですね。
わたくしの最低限の基準は「自分と家族が健康で生活できている」ということ。
これにプラスしたら無限になりますので、上記の基準ができていれば「今年もいい年だった!」です。
認知症になった母は、ちょっと前のことも忘れてしまいます。
今年はこんなことあんなことがあって運勢悪かった!と思い出すことがないので、ハッピーな毎日なのかもしれませんね。
良い一年になりますように!
では!