実家にはやたらレースのカバーやテーブルクロスが多いです。
おそらくわたくしぐらい(50代60代)世代の親の家の中って、レースが多いのではないでしょうか?
実家の片付けをしていましたら、昔の婦人雑誌の付録の手芸の本が出てきました。
昭和42年のものです。
ファッションが懐かしい。
きっと若い人はレトロで可愛い!って言うだろうな。
服の他にインテリア雑貨などの写真もあります。
ブルーのファブリックがおしゃれだわ。
丸いすのレースカバー!昔、母が作ったのがあった!
車の背もたれのカバーとか、あの時代ならではの車が大切にされてる感がありますねえ。
テレビカバーってのも泣けるわ(上には人形を飾ってたねえ)。
あの頃って、ピアノカバーを始め、いろいろなものにカバーをかけてましたね。
レースのセンターも母がたくさん作ってました。
こうして見ると、あの頃は買ったばかりの家電や家具にカバーやセンターなどをかけて、大切に使いたいと言う気持ちがあったのですよね。
それで母世代って、当時の名残でやたらカバーをかけたり、包んだりするのが好きなのかもしれません。
そして自分で編んだレースや刺繍を施したカバーを使うことが、家庭を守る主婦の務めだと思っていたのかな、と思ったり。
やたら多いレース類に辟易してるけど、まあ母が昔からの思いもあるし、ずっと好きで使ってるから仕方がないか・・・
と思っていたけど、この間台所のテーブルのレースカバーが母が椅子に座るときに引っかかって座りにくいので、思い切って取り外したら、「すっきりしていいね!」だって。
結構自分でも使いにくくて邪魔だと思ってたのか?
まあ、今はレースできれいに見えることより、自分が使いやすいことが一番だもんね。
て言うか昔の雑誌とか読んでる場合ではない!片付けなくちゃ!
では!