いくつもある実家の貴重品をしまう場所
実家の母は認知症の症状が出始めてから、めっちゃ財布と鍵を探す回数が増えました。
鍵はだいたいカバンに入れっぱなしが多いのですが、財布をしまってるところは
テキトーなところではなく、母の「貴重品をしまう場所」にあるのです。
「貴重品をしまう場所」は台所の食器棚の引き出しや仏壇の引き出し、ベッドのマットレスの下など数カ所あります。
「財布が見つからない!」と母が言ったら、順番にその場所を探していると見つかります。
習慣化したことはずっと続く
この様子を見てつくづく思うのが、高齢になっても、それまでの習慣は身についてる、ということなのです。
高齢者に「わかりやすいように、これからはバッグは棚の上に置くようにしよう」と提案しても、絶対身につきません。
新しいことは身につかないし、受け入れられないのです。
習慣化するには50代、60代がラストチャンスなのは間違いありません。
モノの種類ごとに分ける
もし、自分の貴重品などの置き場所が決まっていなかったら、
「財布、スマホ、家の鍵」
「銀行、保険に関すること」
など、モノの種類別など大きな括りでいいので、定位置に収納するように決めるようにしましょう。
探す手間の方が損害
おそらく昔の年代の人は防犯上、貴重品をいろんなところに隠す習性があるようですが、これが財布がどこにいったか分からなくなる問題に直結してるように思います。
泥棒に盗られるのは大損害ですが、財布を探し回る手間の方が別の意味で損害のような気がします。
モノを減らしてカテゴリー別に分類して、収納する場所を決めると、「ここをにある!」とわかりやすいので、習慣化がまだ身に付く年代のうちに、ぜひやってしまいましょう。(やるぞ!自分!)
母の財布探しは、今のところ「誰かに盗られた!」と言い出してはないので、財布がない、と言ってたら、また一緒に探そうと思います。
では!