ハリー杉山さんのお父さん
Twitterでハリー杉山さんの投稿を読みました。
ハリーさんのお父様はイギリス出身の83歳のジャーナリストで、現在は認知症とパーキンソン病を発症して介護施設で暮らしていらっしゃいます。
そのTwitterによると、出版されたお父様の著書が、ご自身が認知症とパーキンソン病を発症して以降のものだというのはおかしい、書けるわけがない、というような指摘を受けたそうです。
ハリーさんは、「パーキンソン病、認知症と診断された時点で一生仕事ができない、社会から離脱させられるわけではありません。こう考えてる方は、その固定観念を改めていただきたいです。認知症と向き合っても楽しい人生を過ごすことはできます」と語っています。
認知症と診断されたら、すぐに何もできなくなると思ってる方って多いのかな?
だんだん記憶力や理解力が低下していくけど、それがすぐにゼロになるわけでなく、進行していってもできることはまだまだあるし、嬉しい、悲しいという感情はずっとあるということは理解してほしいですね。
出来ることをサポートする
ただ、当事者家族にとっては、どうしても「以前はできたのに」「あんなにしっかりしてたのに」という気持ちが先立つので、しんどい気持ちになります。
わたくしも母の「自分でできる!」という主張に悩まされますが、ダメだと止めてしまうのではなく、上手くサポートしながら自分でできることを続けさせるのが大事なんですね。
もちろん、ワガママすぎて困り果ててしまう場合もあるのですが。
認知症にならなくても、年を取ったら体も頭も動かなくなってできないことが増える!と悲観してしまうけど、それでもまだまだ自分でできることは、あります。
高齢者と言われる年齢に近づいていますが、これからは人に頼むこともとても重要ですし、何かしら自分でできることをずっと続けていきたいです。
では!
父に関する大切なことです。 pic.twitter.com/sxsbUd7zsk
— ハリー杉山 (@harrysugiyama) 2021年10月30日