老後に部屋が片付いてないといけない理由
親世代の家がモノに溢れて暮らしにくいのを間近に見て、体が動く50代のうちに自分のうちは片付けなくては!と真剣に思っています。
モノが多いと、探し物が多くなったり、置いてるものにつまづいて転倒する危険などが出てくるという心配がありますが、もう一つ心配なことがあることに気づきました。
それはモノが多いと「いつでもお客様が来てOKの部屋」ではないということです。
人が家に来るのがイヤ
うちの母はお客様がくる前に慌てて掃除をしています。
先日介護認定の調査に人が来られた時も、母は家に上がられるのをとても気にしていました。
掃除がきちんと行き届いていないのを気にしていたようですが(そんなに散らかってないのに)、おそらくうちの母だけではないと思うのです。
特に台所は見せたくない
特に台所は人に見られたくないようです。
台所って主婦にとってのプライベートゾーンと言っても過言ではないですものね。
なので家事などのサポートをするヘルパーさんを頼もうとしても、高齢の親はとても嫌がります。
でもヘルパーさんに頼みたいのは、台所や生活する場所での仕事。
まだうちの母はわたくしが週に3日くらい行く範囲でサポートできるので、ヘルパーさんはまだ頼まなくていいかなあと思っていますが、この先わたくし1人ではどうしようもなくなることが起きると思うのです。
そんな時にヘルパーさんに頼りたいと思うけど、母に聞いてみると「人が台所に入るのは絶対イヤ!」との返事。そうだよねえ・・・
高齢者が暮らしやすくなる
母の気持ちはわかるけど、いろんなヘルプを取り入れやすくした方が安心感はあります。
そういうわけで、「いつでもお客様が来てOKの部屋」って、いろんな手助けを取り入れやすくなって高齢者本人が暮らしやすくなるってことなのです。
まあ、これをいまさら80過ぎの母に言っても、絶対受け入れてくれないと思いますので、せめてわたくしたち50代、60代はウエルカムな部屋づくりを目指しましょう♪
(コロナ禍なので、なかなかお客様をお迎えできませんが)
老後は1人で頑張る!ってのもあるけど、無理せず誰かに助けてもらうという手段もどんどん取り入れるべきですもんね。
では!