佐光紀子さん著の「『家事のしすぎ』が日本を滅ぼす」という本を読んでいます。
この本を読んで考えたことを書いてみました。
行事好きの日本人
本の中の「行事好きの日本人」という章で「アメリカではお正月を出しっぱなしで迎えるが、日本人は25日が終わったらバタバタとツリーをしまって、大掃除をして、新年のしつらえに切り替わる」という記述がありました。
たしかにほとんどの子供がいる家庭がこのような感じの年末を過ごしているのでは、と考えられます。
やはり子供がいるとクリスマスという行事は外せませんものね。
うちも例外なく子供が小さい時はツリーや飾りを出してクリスマスパーティーをやっていました。
しかし大きくなったら「忘年会」という名目でお鍋とケーキを食べるだけにして、年末の大掃除も一切やめました。
行事に振り回されていたあの頃
本当にあの頃の年末は行事の多さで死にかけていましたし、雛祭り、盆飾りなど著者が言うように「日本には出してはしまわねばならない季節のしつらえが多い」とつくづく思います。
行事はたしかに、気持ちを和ませたり、家族で楽しんだりととても大切なものだとはわかります。
子供が成人してしまった今になれば、子供が小さい時間は短いのだから頑張っておけばよかったなあ・・・と余裕ぶっこいて言えるのですが、その当時は子供のためだけでなく、自分たちの親のため、周りがやってるからといういろんなプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。
なので、自分自身がしんどくならないように、行事を減らしたり、縮小したりして、それに伴う道具類を減らすことを考えることは大事です。
最後に
いっそ「季節行事は全部やらない」という潔さも一つの生き方ではあると思うが、それもさみしいので、そこそこ季節を感じつつ、少しは行事を暮らしに取り入れようと思うと、やはりそれなりにいろいろなものを抱えて日常を過ごさなければならないのも現実だ。
と考えると、やっぱりそうそう物は減らないようにできている。
たしかにキッパリやめるってのは、さみしいですね。
うまく行事、モノを減らしつつ、今らしい、自分らしい季節の行事を楽しみたいものです。
では!
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