比べず、とらわれず生きる
著者の枡野俊明氏は曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科の教授という経歴の持ち主です。
「心配事の9割は起こらない」などの著書も有名です。
表紙のおおかみとひつじのイラストが可愛くて。
そして本の帯に「あなたをらくにする、34の禅の知恵」とあったので思わず手に取ってしまいました。
疲れてるんですね、わたくし…
自分の人生に寄り添う言葉
禅の考えを取り入れた生き方とかライフスキルなど、いろいろあるのは知っていますが、僧侶の方が禅の教えについて書いた本を読むのは初めてかもしれません。
禅の僧侶が語られる話とか聞くと難しそうですが、自分の生活にとても身近なものなんだと改めてわかりました。
禅の世界には過去と未来は存在せず、「今」という一瞬だけが存在している。
過去ばかりにとらわれたり、起こってもいない未来を心配したりすることなく今を生きる。
これって、よく聞く言葉です。
わたくしもよく言ってるわ。
禅とミニマリスト
本来無一物。
「人間はこの世に生まれてくるとき、何ももっていないということ。
人は大人になるにつれ、いろいろなものを手に入れ、それに執着してしまう。
そしてますます物欲は増えるし、それを失うことへの恐れが生まれます。
手放すことで余計な不安感がなくなる」
これってミニマリストの考え方です。
なんだか、禅の考えってずいぶん身近にあるものなのですね。
まとめ
今自分が頭でぐるぐる考えていることにアドバイスをいただいたようで、心が軽くなります。
若い人はもちろんですが、子育て中、わたくしのような中高年にぜひ読んでほしい本なのであります。
34のお話で構成されてますので、とっても読みやすいですよ。
では!
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