日経新聞から興味深いコラムがありました。「終活は50歳から」。
息子さんが就職で家に戻ってくるのをきっかけに家の
片付けを始めた女性。
ご両親を見送って、その後の片付けの大変さを経験したので、
後に残された家族が同じような苦労をしないよう
終活を意識するようになったそうです。
頭のなかがすっきりして、趣味や仕事に取り組めるようになったとのこと。
老後の不安に対処したため、生活に余裕が生まれたそうです。
50代で「終活」って早くない?と思うかもしれませんが、
何もお葬式やお墓の事を考える事だけではないのです。
残り少なくなってきた人生をどうしたら楽しめるのか?
どう生きたいのかを考える事が大切なのです。
もちろん60代からでも遅くはないですけど、
より体が働く50代のうちに始めるのはいいですよね。
わたくしも、子どもの学校の本や資料、
わたくしの学生時代のもの(実家にある!)、
写真の整理、銀行通帳や保険証券の整理、
パソコンのパスワードの管理・・・などなど、やることたくさん!
実家の事も気になるけど、まず自分の身の回りから、やらないといけませんね。
このコラムに書いてありましたが、親に終活どうすんのよ!って
詰め寄るのではなく、自分が今終活をやっていて、
こういうふうにしてるよって話すのがいいのだそうです。
そしたら親も少し終活に前向きになってくれるかも。
ちなみに先日実家の母が「結納の時の飾り物、どうしよう」って
言ってきたので、「捨ててあげるよ」と袋に入れて持ってかえってきました。
本人もどう捨てていいのかわからなかったというのも
あったかもしれません。
↓結納品っていうんですかね?高砂(白髪の老夫婦人形)とか。
20数年、取っておいたんだ・・・確かにどう処分するか
迷いますね。わたくしは普通に捨てますけど。
実家の片付けも少しづつ進めばいいな。
終活って、死に向かうイメージだけど、これから自分らしく生きる儀式と思うと、
やる気、元気が出てくるようです。
それに自分がいなくても家の事が滞り無く回っていく事は、自分が身軽になるから
いいですよね。
では!