機会があって終活セミナーに参加しました。
セミナーは5、60代以上を対象にしていて、参加者は70代くらいの方がほとんどでした。
やっぱ真剣に自分のお墓のことを考えるのは70代くらいが現実的なのでしょうね。
50代のわたくしが自分のお墓について考えるのはちょっと早い感じですが、どのようにしたいかは、だいたい夫と話しております。
セミナーの講師の方から昨今のお墓事情に付いてお話を伺い、このセミナーを聴いて考えたことを書いてみたいと思います。
お墓の意味
あまりお墓の意味って考えたことなかったですが、「お骨の安置場所」っていうのが一番そうだなあ、って思います。
「次の代も入る○○家のお墓」というのは継承者がいなくて、今一番問題になっていますよね。
ただここで問題になるのが、お骨を安置してそれをその後どうするのか?
家族それぞれの想い
「言わんでもわかっとるやろ」っていうのはないということですね。
「お墓に対するお互いの考え、思いを伝えることが大切」と講師の方は力説されていました。
家族間での話し合い
お墓のことだけでなく、家族間の話し合いって大事ですね。(そしてお金も・・・)
で、この想いのすれ違いの所で、「もしかしたら、結婚しなかった子どもが親のお墓に入りたいと思うかもしれない」ってのがあったので、びっくりしました。
わたくしは自分自身のお墓は永代供養してもらうつもり。
そんなこと考えもしませんでした。
子どもに聞いてみた
うーん、うちの子どもが結婚しない確率は高い気もしますが、その子どもの墓のことも考えないといけないの?
早速、長女に聞いてみました。
「結婚しなくてひとりだったら死んだ後、お父さんとお母さんのお墓に一緒に入りたい?」
「私20代なのに、そんなのわかるわけないやろ。30年後に聞いて」
そりゃそうだ!
どこまで考えるか
30年後、わたくしは80代か・・・
自分がその頃どうなってんのかわからないし、たぶん自分のことで精一杯で、子どもの墓の心配なんてするわけないよね。
心配したらキリがありません。
自分の考えを家族間で共有しておくのは大事だけど、死んだ後のことはある程度残された家族に託すことも大切だと思いました。
とにかく、お墓うんぬんより家族での話し合いは大切だ、と強く思ったセミナーでした。
みなさんも何かの機会に家族でお墓の話をなさってみてはどうでしょう。
今日も読んでくださってありがとうございました。
では!